活動報告(2024.7.20)

みなさん、こんばんは!

マミジロハエトリの超かわいい写真が撮れたので、先週からちょっと機嫌がいいです。グリベルの東です。

さて、わたりGBPでは7月20日(土)、年に一度の特別企画「ハンノキ林探検」を開催しました。総勢17名で、植樹地に自然発生したハンノキ林を探検しながら、そこで暮らす多種多様な動植物を観察! 比較対象として、先に松林(2015年度植樹地)の見学も行いました。

自然観察路と呼ぶには随分険しい(探検度の高い?)小道を奥へ奥へ進むと、いつの間にか、その場所が植樹地だということすら忘れそうになります。もう、とにかく虫が多くて…昆虫好きにはたまりません!! 野鳥との距離が近いのも、ハンノキ林ならではです。活動中の写真は…すみません、探検に集中しすぎて忘れてしまいました(^^;)

参加者の方からは、「育樹会で訪れる松林とは全く別物で、冒険心がくすぐられる」「これからの変化がますます楽しみ!」「夏以外のようすも気になる。年数回やるのもあり?」といった感想をいただきました。

本来、松林再生を目指したはずの植樹地がこんなことになってはいけないというか、当初の目的からしたら、この森は“失敗作”なんです。でも、こんなに多様性豊かで面白い森は他にないので、ここはあえて手を加えず、今ある自然を最大限生かしていこう!というのが、わたりGBPの考え方です。このハンノキ林を今後も継続的に見守っていくことで、未来に向けたよりよい自然再生のヒントが見えてくるかもしれません。

ハンノキ林探検にご参加いただいた皆さま、運営にご協力いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました! 次回のイベントは、8月24日(土)「スナガニ調査」です。

なお、本日は「松葉の堆肥化プロジェクト」に取り組む東北大の学生たちに、ミヤギテレビさんのカメラが密着しておりました。7月24日(水) 18時30分頃、ミヤギnews every.「情熱ラボ」のコーナーにて放送予定(変更の可能性あり)とのことです。お楽しみに!